本証拠金の取扱およびロスカットルールは、現時点(2019年8⽉1⽇現在)での暫定版であり、変更される可能性があります。

証拠金とは・・・

証拠金は、資金を担保にして取引を行う為のお金のことです。
CryptionFX では、コール及びプットオプションの売り(売り建玉) 取引 を行うには、証拠金を差入れる必要があります。
オプションの売り建玉は、予想が外れると受取ったプレミアム以上に損失が拡大する場合があるため証拠金の差入れが必要です。
オプションの買い建玉は、はじめに支払ったプレミアム代金以上の損失は権利放棄により発生しないため証拠金の差入れは必要ありません(※約定時のプレミアム料の支払いが必要です)。

必要証拠金とは・・・

必要証拠金とは、新規発注を含む、売り建玉(オプション売却)を建てるために必要な証拠金額です。CryptionFX では、以下の通り必要証拠金を設定しております。(0以下にはなりません)
当該設定は、任意に変更される可能性があります。
尚、同限月の買い建玉がある場合、ポジションが相殺されることから、必要証拠金が小さくなる可能性があります。

コールオプション売却の場合

必要証拠金=イン・ザ・マネー(ITM)相当分*+最大値 ((70%* 原資産価格-アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)相当分), (30% * 原資産価格))

ITM相当分:最大値(原資産価格-行使価格、0)
OTM相当分:最大値(行使価格-原資産価格、0)

<必要証拠金例 (原資産価格100万円)>

<OTM 行使価格150万円>
必要証拠金=0+最大値 ((70%* 100万円-50万円), (30% * 100万))=30万円
ITM相当分:最大値(100万円-150万円、0)=0
OTM相当分:最大値(150万円-100万円、0)=50万円

<ATM(アット・ザ・マネー) 行使価格100万円>
必要証拠金=0+最大値 ((70%* 100万円-0), (30% * 100万円))=70万円
ITM相当分:最大値(100万円-100万円、0)=0
OTM相当分:最大値(100万円-100万円、0)=0

<ITM 行使価格50万円>
必要証拠金=50万円+最大値 ((70%* 100万円-0), (30% * 100万円))=120万円
ITM相当分:最大値(100万円-50万円、0)=50万円
OTM相当分:最大値(50万円-100万円、0)=0

※同限月のコールオプションを保有していた場合

<重要>買い建玉のみを売却する際は、当該売り建玉の必要証拠金が発生する為、ご注意下さい。当該売り建玉を解消後に買い建玉の解消をお勧め致します。

売り建玉の行使価格≧買い建玉の行使価格
⇒ 必要証拠金=0
※最大損失が買い建玉の支払済み約定プレミアム内に収まるため、必要証拠金が発生しません。
※買い建玉の枚数までが適用されます。

売り建玉の行使価格<買い建玉の行使価格、且つ(買い建玉の行使価格ー売り建玉の行使価格)≦必要証拠金
⇒ 必要証拠金=買い建玉の行使価格ー売り建玉の行使価格
※最大損失が、売り建玉のみの必要証拠金額と比較して小さくなるため、必要証拠金も小さくなります。
※買い建玉の枚数までが適用されます。

プットオプションの売却の場合

必要証拠金=イン・ザ・マネー(ITM)相当分*+最大値 ((70%* 原資産価格-アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)相当分), (30% * 原資産価格))

ITM相当分:最大値(行使価格-原資産価格、0)
OTM相当分:最大値(原資産価格-行使価格、0)

<必要証拠金例 (原資産価格100万円)>

<OTM 行使価格50万円>
必要証拠金=0+最大値 ((70%* 100万円-50万円), (30% * 100万円)) =30万円
ITM相当分:最大値(50万円-100万円、0)=0
OTM相当分:最大値(100万円-50万円、0)=50万円

<ATM(アット・ザ・マネー) 行使価格100万円>
必要証拠金=0+最大値 ((70%* 100万円-0), (30% * 100万円)) =70万円
ITM相当分:最大値(100万円-100万円、0)=0
OTM相当分:最大値(100万円-100万円、0)=0

<ITM 行使価格150万円>
必要証拠金=50万円+最大値 ((70%* 100万円-0), (30% * 100万円)) =120万円
ITM相当分:最大値(150万円-100万円、0)=50万円
OTM相当分:最大値(100万円-150万円、0)=0

※ 同限月のプットオプションを保有していた場合

<重要>買い建玉のみを売却する際は、当該売り建玉の必要証拠金が発生する為、ご注意下さい。当該売り建玉を解消後に買い建玉の解消をお勧め致します。

買い建玉の行使価格≧売り建玉の行使価格
⇒ 必要証拠金=0

※最大損失が買い建玉の支払済み約定プレミアム内に収まるため、必要証拠金が発生しません。
※買い建玉枚数までが適用されます。

買い建玉の行使価格<売り建玉の行使価格、且つ(売り建玉の行使価格ー買い建玉の行使価格)≦必要証拠金
⇒ 必要証拠金=売り建玉の行使価格ー買い建玉の行使価格

※最大損失が、売り建玉のみの必要証拠金額と比較し小さくなるため、必要証拠金が小さくなります。
※買い建玉枚数までが適用されます。

用語

建玉とは・・・

建玉とは、オプションの売りや買いを行い、ポジションを有している状態(決済前)のことです。
オプションを購入し、買い建てしているものを「買い建玉」、オプションを売却し、売り建てしているものを「売り建玉」と呼びます。

預入金とは・・・

預入金とは、オプションを売却するために、担保として差し入れた日本円です。

使用金額(オプション購入時に発生)とは・・・

使用金額とは、新規発注を含む、買い建玉(オプション購入)を建てるために必要な金額です。
新規発注の際に、保有現金が新規使用金額よりも多い場合のみ新規発注が可能となります
オプションの売却側に引渡されている金額である為、ポジションが解消されるまで、当該金額の変化はありません。

保有現金とは・・・

保有現金とは、預入金から使用金額を控除した金額です。

保有現金 = 預入金 - 使用金額 + オプション売却に伴う約定プレミアム料

保有時価とは・・・

保有時価とは、保有現金に加えて、お客様の持つ建玉を時価評価した値です。

保有時価 = 保有現金 + 評価損益*
*評価損益 : 当社が算定する評価価格(マーク価格)を基に計算した評価損益

マーク価格とは・・・

マーク価格とは、当社が算定する各オプションの参考値です。

取引余力金とは・・・

取引余力金とは、必要証拠金、余力評価損益*、手数料を反映した口座資産内の実質的な余剰資産を指します。
なお、取引余力の金額により売り建玉の発注可能となる注文数量が決まります。

取引余力金= 保有現金 + 余力評価損益* - 必要証拠金

*余力評価損益:弊社算定の評価価額(マーク価格)に一定値を掛けた余力評価価格を基に計算した評価損益。
①オプション購入(=買い建玉)の場合:余力評価価格=マーク価格×80%
②オプション売却(=売り建玉)の場合:余力評価価格=マーク価格×120%

<取引余力金例>

以下の条件のコールオプションの売り建玉を保有した直後をイメージして算定。
預入金50万円、 原資産価格100万円 、オプション条件「行使価格140万円、行使期日3か月後、オプション価格15万円(マーク価格も同値とする)、1枚(1BTC相当)」

取引余力金= 保有現金(65万円) + 余力評価損益(▲3万円) - 必要証拠金(30万円)  = 32万円

保有現金= 預入金(50万円) - 使用金額(0万円) + オプション売却に伴う約定プレミアム (15万円)=65万円 

余力評価損益=オプション価格(15万円) - 余力評価価格(18万円)=▲3万円

必要証拠金=ITM相当分(0万円)+最大値 ((70万-40万), (30% * 100万)) =30万円

ロスカットルールについて

ロスカット制度とは、維持率がロスカット率を下回った際に、損失の拡大を防ぐために、当社が強制的にお客様のポジションを反対売買して決済することができる制度です。
維持率がロスカット率を下回っているかどうかの計算はリアルタイムで行います。ロスカットが執行される前に、維持率がアラート率を下回った段階で、メールにてその旨を通知いたします。

ロスカット時の損失額について

ロスカットにおける最終決済価格は市場評価価格が決まった場合には、同価格にて決済およびポジションの調整が自動的に行われます。
同価格での対応に際し、保有現金が足りない場合には、損失額は保有現金全額となります。但し、保有現金(=証拠金)以上の損失は出ません。
万が一、証拠金以上の決済損失が出た場合は、その損失は当社の負担となります。

また、ロスカット時には通常の取引手数料の他、
ロスカット時の原資産価格に対し、「手数料:原資産価格×0.5%」が発生致します。

市場価格について

ロスカット時の市場価格は以下の方法にて算出されます。
以下の中で損失額(又は最大損失額)が最小となる方法が採用されます。

①反対売買価格

ロスカットの対象になる売り建玉を同条件にて反対売買した場合の価格。
ポジションは全て解消されます。
損失額= オプション売却時オプション価格 ー 反対売買時オプション価格
※ロスカット時にはITMとなっていることが予想され、流動性が低くなっていることが予想されます。

②買い建玉価格

ロスカット水準となった原資産価格にて反対売買した場合の価格。
ポジションは全て残ったままとなり、買い建玉を加えたことで最大損失額が限定されます。尚、原資産価格の推移により、損失額が小さくなる可能性があります。
最大損失額= 行使価格と原資産価格の差額 + 反対売買時オプション価格

維持率とは・・・

維持率とは、売り建玉を建てるために必要な証拠金額に対して占める資産額の割合を指します。
尚、オプション売却の場合にのみ、維持率が表示されます。

維持率=(取引余力金+必要証拠金)÷ 必要証拠金

<維持率例 ※上述の取引余力金例と同条件>

維持率=(取引余力金(32万円)+必要証拠金(30万円))÷ 必要証拠金 (30万円)=206%

プレアラート率 とは・・・

プレアラート率とは、維持率が低下していることを警告するレベルです。
維持率が「150%」を下回った場合に、メールにて通知されます。
※この数値は、任意に変更される可能性があります。  

<プレアラート例 ※同上>

維持率=(取引余力金(15万円)+必要証拠金(30万円))÷ 必要証拠金 (30万円)=150%

取引余力金= 保有現金(65万円) + 余力評価損益(▲20万円) - 必要証拠金(30万円)  = 15万円

原資産価格=130万円になり、余力評価価格が35万円(マーク価格が29万円)
余力評価損益= オプション価格(15万円) - 余力評価価格(35万円)=▲20万円

アラート率とは・・・

アラート率とは、維持率が低下し、間もなくロスカットになる水準にあることを警告するレベルです。
維持率が「130%」を下回った場合に、メールにて通知されます。
※この数値は、任意に変更される可能性があります。

<アラート例 ※同上>

維持率=(取引余力金(9万円)+必要証拠金(30万円))÷ 必要証拠金 (30万円)=130%

取引余力金= 保有現金(65万円) + 余力評価損益(▲26万円) - 必要証拠金(30万円)  = 9万円

原資産価格=140万円になり、余力評価価格が41万円(マーク価格が34万円)
余力評価損益= オプション価格(15万円) - 余力評価価格(41万円)=▲26万円

ロスカット率とは・・・

ロスカット率とは、維持率が低下し、全てのポジションを強制決済されるレベルです。
維持率が「100%」を下回った場合に、強制的に決済されます。
※この数値は、任意に変更される可能性があります。

<ロスカット例 ※同上>

維持率=(取引余力金(0万円)+必要証拠金(30万円))÷ 必要証拠金 (30万円)=100%

取引余力金= 保有現金(65万円) + 余力評価損益(▲35万円) - 必要証拠金(30万円)  = 0万円

原資産価格=150万円になり、余力評価価格が50万円(マーク価格が42万円)
余力評価損益= オプション価格(15万円) - 余力評価価格(50万円)=▲35万円